快適な住環境で一番のポイントは、窓の断熱対策
資源エネルギー庁のWEBで紹介されている図でもわかるように、一番のポイントは窓の断熱対策をすることで省エネにも健康対策にもなることが分かります。一般的に、窓の断熱対策で一番知られているのはLOW-Eペアガラスとノーマルペアガラスです。LOW-Eガラスは夏の遮熱対策、冬の断熱対策のWの効果がありますがコスト的に1㎡4万円前後のコスト面が大きな問題です。ノーマルペアガラスは、冬の断熱対策には効果的ですが、夏の遮熱対策にはほとんど効果がありません。ほかに遮熱フィルムと遮熱ガラスコートがありますが、遮熱ガラスコートは、あまり知られていません。今回トリプル遠赤冷暖用に開発した、冷暖ガラスシールドは、夏の遮熱性能はLOW-Eガラスと同等で、冬の断熱性能は、輻射遠赤冷暖房シアーとの遠赤外線吸収再放射による相乗効果で部屋中を均一に、恒温、保温することで、大幅な断熱効果を発揮します。一般的なエアコンでは、遠赤の相乗効果が少なく、遠赤断熱がベースの輻射冷暖房機との相性、相乗効果が抜群です。このため、協議会では輻射冷暖房機シアーには窓ガラスの遮熱、断熱対策の冷暖ガラスシールド
が最初からセットされて割引されています。
経済産業省HPから
窓からの熱の出入りが建物で一番大きいため、省エネリフォームを実施する際には、窓の遮熱性能や日射遮蔽性能を向上させることが重要です。
窓の遮熱性能をを向上させるためには、ガラスを単版ガラスから複層ガラスなど熱を伝えにくいものにすることや、サッシをアルミ製から樹脂製や木製などにすることが効果的です。
複層ガラス=ペアガラスは2枚のガラスの間に空気を閉じめることによって断熱性能を高めたガラスです。単版ガラスの約2倍の断熱性能を持っているため、窓から出入りする熱のロスを防ぐことが可能です。
太陽からの日射熱の大部分73%は、窓から侵入するため、窓の日射性能の向上が重要です。
日射熱の侵入を防ぐとともに断熱性能を一層向上させるため、片側のガラスの表面に金属膜コーティングをした低放射=LOW-Eペアガラスと呼ばれるものが使われる場合もあります。
Comments